米U.S. Robotics社は、パソコンとのデ-タ転送が容易な携帯情報端末「Pilot」の新型を2機種発表した。従来機種との主な変更点は、TCP/IPを正式サポ-トし電子メール機能が追加されたこと、バックライト内蔵スクリーンの採用、個人費用管理ソフトの付属など。標準価格は、上位機種の「PalmPilot Professional」が$399、普及版の「PalmPilot Personal」が$299だ。personalモデルは既に米国内において出荷済みで、Professionalモデルも3月中に発売される予定。
同社によれば、日本でも発売する予定だが、発売時期、価格についてはまだ決まっておらず、早くとも6月頃の発売となるとのことだ。また、日本での発売に際して日本語化の予定はなく、米国内において発売されるものと同仕様になるとのこと。
ProfessionalモデルとPersonalモデルの違いは、メモリ容量と電子メール機能の有無。前者が1MBのメモリであるのに対して後者は512Kである。また、前者には電子メール用ソフトが添付し電子メールが使えるのに対して、後者は使えない。バックライト内蔵スクリーンや個人費用管理ソフトなど、その他の仕様はほぼ同じ。なお、従来機種のPilot 1000、Pilot 5000からのメモリ/ソフトのアップグレードサービスも用意されている。
□U.S. Robotics社のホームページ
http://www.usrobotics.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.usr.com/palm/pressrel_palm20.html
□PalmPilotの製品情報
http://www.usr.com/palm/index.html
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('97/3/11)
[Reported by sasaki-m@impress.co.jp/yuy@Hawaii.Edu]