【周辺】

夏頃より松下電器産業より一般向けにも発売する方針
同社従来製品よりデータ転送速度、平均消費電力を改善

　松下電池工業株式会社は、容量96MBのフラッシュATAカード「BN-096AB-M」と容量80MBのフラッシュATAカード「BN-080AB-M」を発表、4月よりOEM向けに量産出荷を開始する。

　両製品とも同社の40MBなどの従来製品と比べ、データ転送速度が400KB/secと高速化されているPCMCIA Type2のフラッシュATAカード。平均消費電力も改善されており、5V動作時で25mA～30mAと、約40％ほど削減されているという。現在のところ、出荷はOEM向けのみで一般の販売店では購入できないが、夏頃を目処に松下電器産業より一般向けにも発売する方針。なお、OEM向けのサンプル価格は96MBタイプが150,000円、80MBタイプが125,000円となっている。

('97/3/6)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]