マルチメディア総合研究所は、'96年1~12月のターミナルアダプタ(以下TA)の出荷状況についての調査結果を発表した。
同調査によると、インターネットの本格普及により、'96年にターミナルアダプタの販売台数は前年比395%という急激な伸びを示した。'97年にも需要は伸びるとして、'97年には少なく見積もっても90万台の出荷が見込まれるとしている。
メーカー名 | 販売台数 | シェア |
---|---|---|
NEC | 190,000 | 43.7% |
NTTテレコムエンジニアリング東京 | 90,000 | 20.7% |
NTT | 70,000 | 16.1% |
沖データ | 18,500 | 4.3% |
サン電子 | 16,000 | 3.7% |
三双電機 | 12,000 | 2.8% |
伊藤忠コミュニケーション | 7,000 | 1.6% |
ネクストコム | 6,000 | 1.4% |
その他 | 25,000 | 5.8% |
合計 | 434,500 | 100.0% |
なお、ISDNの回線数については、NTTの設備投資前倒しによる回線増や、'97年夏には大半のエリアで同番号移行に対応することなどから、現在の100万回線('96年12月末)から1年後には200万回線にまで増える可能性もあるとしている。
('97/2/26)
[Reported by hiroe@impress.co.jp]