【周辺】

SXGA対応の1,318×1,030画素を表示可能

東芝、デジタルカメラ用130万画素のCMOS型イメージセンサーを開発

'97/2/25 発表


 株式会社東芝は、デジタルカメラ用130万画素のCMOS型イメージセンサーを開発した。3.3Vの単一電源で動作しSXGA対応の1,318×1,030画素を有する。価格は未定。

 CMOS型イメージセンサーは、通常デジカメに使われているCCDと比べて消費電力が1/10と小さいが、一般に画質はCCDより劣る。しかし、同社では独自のノイズ低減回路により画質を改善したとしている。また、CMOS型イメージセンサーはDRAMやCPUと同一の工程で製造できるため、これらの素子と統合して1チップ化することも可能である。

 この開発品と同仕様の製品の量産計画はなく、より微細な製造プロセスを使った小型版が量産されるとのことだ。時期は'98年下半期を目指すとしている。なお、この開発品は3月4~9日まで東京国際フォーラムで開催される同社の技術展「TOMORROW21」にて展示される予定。

【主な仕様】


□株式会社東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/index_j.htm
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1997_02/pr_j2501.htm

('97/2/26)

[Reported by sasaki-m@impress.co.jp]


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