標準価格:4.3GBで400ドル程度の見込み
米Maxtor社は、ローエンドの3.5インチハードディスク製品「CrystalMax 1080」シリーズを発表した。これは、'96年9月に発表された「CrystalMax」の後継シリーズで、より大きな記憶容量とシークタイムの向上がはかられている。
インタフェースは、ATA-3(IDE)で、PIO Mode4にも対応している。キャッシュバッファは256KB。ディスク1枚あたりの容量は1,080MBで、ディスク枚数に応じて最大容量の4.3GB、3.2GBと、2.1GBのモデルが用意されている。ディスク4枚が組み込まれるのは、同社独自の「Fomula4」技術による。また、上位モデルの「DiamondMax」シリーズと同様のDSPの採用により、最大のスループットを実現するPRMLチャンネルが付け加えられたことに加え、シークタイムも平均11msまでアップするなど、全体的な性能が向上している。
量産出荷は'97年3月ごろで、出荷はOEMが主体。4.3GBドライブの店頭希望小売価格は400ドル前後の見込み。
□米Maxtor社のホームページ
http://www.maxtor.com/
□ニュースリリース
http://www.maxtor.com/nr021997.html
('97/2/24)
[Reported by sasaki-m@impress.co.jp]