【周辺】
13日に開発が発表されたばかりの超高級機。今回が初のお目見えとなる。140万画素(有効130万画素)のCCDを搭載し、記録メディアはType 2のPCカードを使用する。黒く厚みのあるボディは予想外に大きく、本日発表されたキヤノンのPowerShot 600N並み。デザインや、複数のオートフォーカス機構を組み合わせたハイブリッドオートフォーカスなど、同社のセミ版カメラGA645シリーズの影響が強い。
ボディ下部につく「エクステンションユニット」は'70年代の一眼レフカメラ用モータードライブを思わせるデザインだ。このユニットを装着すると、プリンタへのダイレクトプリント、SCSI接続、4.5コマ/秒の高速連写が可能になる。ブースには数台展示されており、自由にさわれる。
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【2/13】富士フイルム、総画素140万CCD採用「フジックス デジタルカメラ DS-300」発表
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970213/fujifilm.htm
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18日に発表されたばかりで、やはり初の公開となる。富士写真フイルムとの共同開発で同社のDS-8がベースとなっているが、やはりリンゴのマークが入るとひと味違う。ボディカラーの変更だけではなく、フロントの一部もリンゴのマークが大きく入るように(?)変更されている。また、操作ダイヤルの表示も変更されており、DS-8の“ERASE”がTRASH BOXに変更されているのをごらんいただきたい。アメリオ氏も基調講演中にデモを行なうほどの力の入れようだ。アメリオ氏が被写体となり、撮った画像をMacintoshへ転送しWWWへ上げたり、逆に画像をカメラへ送るなどのデモが行なわれた。カメラ側もフォルダとして開け、Macintoshとの転送がドラッグ&ドロップですむのはQuickTakeの美点だ。
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【2/18】アップルがアメリオ会長の記者会見を開催、PowerBook 3400、QuickTake 200を発表
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本日発表されたばかりの隠し玉。会場ではじめて出ていることを知った。しかし、内容的には旧モデルのマイナーチェンジにとどまり、外観からはロゴ以外区別がつかない。オートフォーカス速度は以前のような、とんでもない遅さではなくなったというぐらいに受け止めたほうがよい。ただ、フォーカスが合った時点で電子音が出るのは大きな改良。AF一眼レフを使い慣れたユーザーには使いやすくなった。
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【2/19】キヤノン、AF速度を改善した「PowerShot 600N」を発表
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ひと月ほどまえに(もう大昔のような気がする)発表された機種だが、大きな展示会には初登場。松下、コニカとのOEM兄弟だが、今回のMACWORLD EXPOではキヤノンだけが登場。コンパクトですっきりしたデザインだ。操作体系が1機能1ボタンになっており、はじめてでもまごつかない。かなり物欲をそそる存在だ。
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【1/17】キヤノン、35万画素のデジカメ「PowerShot350」を発表
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970117/canon.htm
ニコン COOLPIX 100とともに、大幅に遅刻した機種だったが、やっと登場。去年から展示会には登場していたが、今回は多くの台数が用意され自由にさわれる。
薄さと軽量さが売り物だが、ちょっと大きいだけで液晶がついたNECの「Picona」が登場してしまったので影が薄い。P3ブースのコンパニオンが写真を撮るというサービスをしていたが、操作に慣れないのか、えらく手間取っていた。
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【2/13】日本電気、世界最小の液晶搭載型デジタルカメラ「Picona」を発表
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970213/picona.htm
('96/2/19)
[Photo by 山田 久美夫/Reporterd by date@impress.co.jp ]