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売上高は 211億1千5百万円、前年同期比 32.4%の減少
メモリ中心から拡張ボードへ中心が移る

アイ・オー・データ機器、平成9年度6月期 中間決算を発表

'97/2/18 公開

 株式会社アイ・オー・データ機器は、平成9年度6月期(平成8月7月1日~12月31日)の中間決算を明らかにした。

 それによれば、売上高は 211億1千5百万円と前年同期比 32.4%の減少、経常利益は 5億6千2百万円と前年同期比 81.5%の減益となった。なお、中間利益も 4億3百万円と前年同期比74.3%の減益となっている。

 減益の理由として、報告書では増設メモリボードの売上げの落込みと製品価格改定時に実施した流通在庫補償の影響によるものとしている。部門別売り上げ高明細表によれば前年同期に244億4千万円余を売り上げ、売り上げ構成比の78.2%を占めていた増設メモリボードが、今期は97億5千万円余の売り上げに落ち、構成比も46.1%にとどまっている。

 これを補っているのが、拡張ボードと周辺機器で、前期の59億6千万円から105億2千万円と伸び、売り上げ構成比も19.0%から49.8%とほぼ半分を占めるまでになっており、主力商品はメモリから周辺機器へ大きくシフトしている。

 なお、通期の業績予想は、売上高 480億円、営業利益23億円、経常利益 25億円、当期利益 15億円を見込んでいる。

□株式会社アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.co.jp/

□平成9年6月期 中間決算短信
http://www.iodata.co.jp/ac/9706tanshin.htm

('97/2/18)

[Reported by date@impress.co.jp]


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