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米Western Digital社は、HDDとリムーバブルメディアのドライブを10ピンのケーブルを介して直接接続する新規格「SDX」テクノロジーを発表した。今後、同社の発売するEIDE HDDのすべてに「SDX」インターフェイスが採用される。「SDX」対応製品の第1世代はCD-ROMドライブで、三洋電機株式会社が97年第二四半期から製造を開始する模様。
「SDX」はストレージ・データ・アクセラレーションの略で、EIDE HDDとリムーバブルメディアのドライブを10ピンのケーブルを介して直接接続する新規格のインターフェイス。「SDX」対応のドライブは、EIDE HDD内部のキャッシュやEIDEインターフェイスを直接利用できるため、従来製品のように各ドライブごとにキャッシュやATAPIインターフェイスを搭載する必要がなくなり、コストパフォーマンスを高めることができるという。
なお、「SDX」対応ドライブはOS上ではEIDEもしくはATAPI対応のドライブとして認識されるため、互換性や機能上の制約はEIDEの規格に準じる。
米Western Digital社によれば、今後は大容量FD、DVD、CD-R/W、CD-Rなどの対応製品を予定しており、松下寿電子工業株式会社、株式会社東芝、松下電器産業株式会社、ティアック株式会社、三洋電機株式会社など11社から支持を得ているという。
□米Western Digital社のホームページ(英文)
http://www.wdc.com/
□「SDX」のニュースリリース
http://www.wdc.com/new/sdx/
('97/2/13)
[Reported by shiina@impress.co.jp]