【ソフトウェア】【Windows】

画像フォーマットにFlashPix採用
写真店、ラボも取り込み

富士写真フイルム、インターネットやCD-Rを取り込んだデジタルイメージングサービス構想を発表

サービス概要 '97/2/13 リリース公開

連絡先:
富士写真フイルム株式会社
DIソフト開発部 小倉・高橋
Tel.03-3406-2147

 富士写真フイルム株式会社は、印刷、保存などデジタルイメージの全般にかかわる新サービスの構想を発表した。

 新サービスの特徴は、写真店、ラボなどの業界に新たな画像ビジネスを提供するところにあり、受付やプリントやメディアの受け渡しと集金は写真店で行なわれる。同社は協力な国内販売網をもっており、既存の販売網とインターネットとを融合したシステムとしている点が特徴だ。

 注目されるのはCD-Rへの書き込みフォーマットに、米Kodak社が開発したFlashPixフォーマットを採用していることだ。日米の最大手のフィルムメーカーがこのフォーマットを採用したことで、このフォーマットが標準となる可能性がきわめて大きくなった。
 また、書き込み媒体にCD-Rを選んだことも興味深い、従来同社が採用していたフロッピーやZIPなどに比べ容量も大きく、読みとり装置であるCD-ROMドライブの普及率もきわめて高いなど利点も多く、今回の方針転換につながったものと思われる。
 今後はPhoto CDに代わりCD-RとFlashPixフォーマットがデジタイズの際の標準記憶媒体となる可能性も出てきた。

□富士写真フイルムホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj165.html
□米Kodak社のFlashPix情報ページ
http://www.kodak.com/daiHome/flashPix/flashPix.shtml

('97/2/13)

[Reported by date@impress.co.jp]


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