【周辺】

MMX Pentiumは8機種22モデルに搭載
スタンダード、ハイスペック、スペシャルの3種類を発売

富士通、「FMV」シリーズを一新、
MMX Pentium搭載モデルなど14機種38モデルを発売

発売日:'97/2/6

標準価格
スタンダードモデル:258,000円~368,000円
ハイスペックモデル:368,000円~548,000円
スペシャルモデル:313,000円~598,000円

連絡先:FMインフォメーションサービス
Tel.0120-89-4321

 富士通株式会社は、一般ユーザー向けデスクトップパソコン「FMV」シリーズを一新、MMX Pentium搭載モデルを含む14機種38モデルを発売した。

 今回発表された製品は、Pentium 150MHz~166MHzまたはMMX Pentium 166MHzを搭載した「スタンダードモデル」5機種15モデル、MMX Pentium 200MHzまたはPentium Pro 200MHzを搭載した「ハイスペックモデル」4機種12モデル、使用目的を絞った「スペシャルモデル」5機種11モデル。MMX Pentiumは8機種22モデルに採用されているが、対応ソフトはバンドルされていない。

 全機種共通の仕様として、32MBメモリ、33.6kbpsモデムなどを搭載した。3Dアクセラレータ(デスクトップ:3D RAGE II、タワー:ViRGE/VX)や、WAVE TABLE方式GM音源、USBポートなども装備している。また、HDD容量も強化された。

【共通仕様】

●「スタンダードモデル」
 デスクトップとタワー型の2種類が用意されている。Pentium搭載モデルは、150MHz搭載の「SII15」と、166MHz「SII16A」の2機種6モデルのみとなった。その他のモデルは、いずれもMMX Pentium 166MHzを搭載している。CD-ROMは全て8倍速。
 標準価格は、Pentium搭載モデルが258,000円~298,000円。MMX Pentium搭載モデルは328,000円~368,000円。5機種15モデルが発売される(3機種9モデルがMMXを搭載)。

【主な仕様】

●「ハイスペックモデル」
 MMX Pentium 200MHzまたはPentium Pro 200MHzを搭載した。HDDも2.5GB~3.2GBとなり、全機種12倍速CD-ROMと、音声とデータを同時に扱えるDSVD対応モデムを装備した。デスクトップとタワーの2種類が用意されている。
 標準価格は、MMX Pentilum搭載モデルが368,000円~498,000円。Pentium Pro搭載モデルは548,000円。4機種12モデルが発売される(3機種9モデルがMMXを搭載)。

【主な仕様】

●「スペシャルモデル」
 昨年発売された「FMV」シリーズと同じく、TA搭載モデルや、DVD-ROMドライブ搭載モデルなどが発売される。標準価格は313,000円~598,000円で、5機種11モデルが発売される(2機種4モデルがMMX Pentiumを搭載)。

【主な仕様】

□富士通(株)のホームページ
http://www.fujitsu.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1997/Feb/fmv/dp_1.html
□製品紹介
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/fmworld/product/hard/dp9702/dp.html

('97/2/6)


[Reported by seino@impress.co.jp]


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