松下電器産業 株式会社は、パソコン関連の3つの事業部を2月1日付で統合し、開発と製造を担当する新事業部と、国内販売を統括する部門を新たにつくる、と発表した。パソコンの開発と製造、販売をそれぞれ一元化して効率化するのが狙い。
新事業部は「パーソナルコンピュータ事業部」。従来の情報機器事業部や情報周辺機器事業部などを統合し、パソコンと周辺機器の開発と製造を行う。
販売を統括する部門は「パナソニック コンピュータ カンパニー」で、社内では独立性の強い専門社内分社という位置付け。従来の3つの事業部の販売部門を移し、国内の商品企画や販売を一手に手掛ける。100人程度で始める。
現在のパソコンと関連機器の売り上げは約300億円。新体制では'97年度に約400億円を見込み、2000年度には1,000億円を目指す。
□松下電器産業(株)のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/panasonic-j.html
□ニュースリリース「パソコン及び関連事業の新体制発足」
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn970131-2/jn970131-2.html
□ニュースリリース「2/1付組織変更・人事異動について」
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn970131-1/jn970131-1.html
('97/2/3)
[Reported by date@impress.co.jp]