【ソフト】

　ロータス株式会社は、グループウェアとして定評ある「ロータス ノーツ」の最新版「ロータス ノーツ ドミノサーバー R4.5」と「ロータス ノーツ クライアント R4.5」を1月31日より発売開始した。今回のバージョンからサーバーソフトとクライアントソフトが別製品として切り分けられている。標準価格はサーバーのシングルプロセッサ版が148,000円、マルチプロセッサ版が458,000円。クライアントがフル機能版で44,000円、機能を限定した「ノーツ デスクトップR4.5」が13,600円、「ノーツ メールR4.5」が9,000円となっている

　ノーツR4.5では、特にWindows NTとの親和性を強化しており、Windows NTサーバーと一体となったユーザー管理や、NTとノーツの各クライアントのログオン操作の統合などができるようになった。ノーツ ドミノ サーバーの今回の変更点は、主にWWWアプリケーションの開発支援ツール「ドミノ・アクション」が標準搭載されるようになった事と、インターネット電子メールのプロトコルに以前からのSMTPとMIMEに加えてPOP3もサポートされるようになったことだ。

　一方クライアント側で新しくなった点は、同社の「ロータスオーガナイザー」のスケジュール管理機能を取り入れて個人情報の管理機能を強化したことと、ノーツクライアントからWWWサーバーを直接アクセス／ブラウズすることができるようになった点だ。

　また、今回オプションとして「ノーツ ドミノ メール アクセスライセンスR4.5（価格5,800円）」も発売された。ノーツは、通常クライアントソフトが無くても、ブラウザーを使ってサーバー上のデータを読み書きできるが、このオプションを利用するとそれに加えてノーツドミノの電子メール機能を利用することができる。

□ロータス（株）のホームページ
http://www.lotus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www2.lotus.co.jp/ltusnews/23b2.htm
□関連ニュースリリース
http://www2.lotus.co.jp/ltusnews/2382.htm

('97/2/3)

[Reported by sasaki-m@impress.co.jp]