97年度第2四半期の売上高は、8億2,500万ドルで前年同期比23%の増加。純損失が1,292万ドルで、前年同期の純益5,235万ドルからは大幅に減少したかたちとなる。
'97年度上半期の売上高は、16億ドルで前年同期比26%の増加、純損失が3,439万ドルとなった。前年同期では、1億1,071万ドルの純益があった。同社では、純損失はCray社買収に伴う経費計上や同社製品のカスタマサービスの契約内容見直しによるものであるとしている。
同社会長兼CEO(最高経営責任者)のEdward R. McCracken氏は「好調な受注にも拘わらず、昨年10月に発表した新製品の内、一部モデルの生産立ち上がりの遅れや、従来製品ラインと新製品ラインが同時期に販売されていたことにより、出荷が期待通りでなかった。業績結果は満足なものではなかったが、カスタマは新しい製品ラインを強力に支持しており、受注残及び商談は非常に好調であることから今後に期待している。また、Cray Researchのスーパーコンピュータに対する引き合いも依然として好調である」とコメントしている。
□米Silicon Graphics社のホームページ
http://www.sgi.com/
□ニュースリリース
http://www.sgi.co.jp/Headlines/1997/Jan/FY97Q2.html
□ニュースリリース(英文)
http://www.sgi.com/Headlines/1997/January/Q2_release.html
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【1/27】米パソコン関連企業、1996年10~12月期決算一覧
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/970127/results.htm
('97/1/30)
[Reported by sasaki-m@impress.co.jp]