【周辺】

多数のプロトコルに対応
ページ記述言語はPCL5eとPostScript Level2

　日本アイ・ビー・エム株式会社は、LAN環境に適した高速レーザープリンターの新ブランド「ネットワーク・プリンター｣3機種を発表した。12、17は2月末、24は3月末に発売される。

　「ネットワーク・プリンター」はオプションでマルチプロトコルLANカードを内蔵でき、PC/AT互換機、Macintosh、PC-9800、UNIXワークステーションなどが混在する環境に対応する。

　ページ記述言語は標準がHP互換のPCL5e（英語）だが、オプションで日本語PostScript Level2が用意される。

　特筆されるのは、「ネットワーク・プリンター17」にオプションで用意されるメール・ボックスで、各自専用の鍵付きトレイが用意され共有プリンターでの機密文書のプリントアウトが可能となる。

【ネットワーク・プリンターの主な仕様】

• 600dpiの高解像度
• Intel社32ビットRISCプロセッサによる高速処理
• 最大A4サイズ毎分印字速度
  「ネットワーク・プリンター12」：11.5ページ
  「ネットワーク・プリンター17」：16ページ
  「ネットワーク・プリンター24」：24ページ

• 12､17､24共通
  • トークリング用ネットワークカード　　 108,000 円　　　 2月末
  • イーサネット用ネットワークカード　　 88,000 円　　　 2月末
  • 4MBメモリー　　　　　　 30,000 円　　　 2月末
  • 8MBメモリー　　　　　　 60,000 円　　　 2月末
  • 16MBメモリー　　　　　 120,000 円　　　 2月末
• 日本語ポストスクリプト・ソフトウェア
  • 12用　　　　 77,000 円　　　 2月末
  • 17用　　　　 98,000 円　　　 2月末
  • 24用　　　　 148,000 円　　　 3月末
• 17専用
  • メール・ボックス　　　　　　　　　　　 168,000 円　　　 2月末

□日本IBM(株)のホームページ
http://www.ibm.co.jp/

□プレスリリース
http://www.ibmlink.japan.ibm.co.jp/cgi-bin/search.pres?cmd=BRWS&hdoc=PRES0772

('97/1/24)

[Reported by date@impress.co.jp/tatekawa@planet.club.or.jp/金丸雄一]