一方、通年ベースで見ると売上高は、181億900万ドルで、前年比22.7%増、純利益では、13億1,300万ドルで、前年比27.5%の成長である。
なお、上記の前年比について注釈を付けると、同社では'95年第4四半期に、経常外、非課税控除費用の買入製造過程技術費、2億4,100万ドルが発生しているため、実際の損益計算書上の数字は、'95年第4四半期が8,200万ドルで、'95年通年では、7億8,900万ドルとなっている。
同社社長兼CEO(最高経営責任者)の、Eckhard Pfeiffer氏は、「第4四半期および1996年通年で素晴らしい業績を残す事ができた。'97年も年間を通して強い成長を予想している」と語った。
また、同社副社長兼CFO(最高財務責任者)のEarl Mason氏は、「引き続き資産管理に重点を置いたことにより、当社の在庫は、'95年の第4四半期と比較して10億ドルの削減を実現し、棚卸資産回転率を6.5%から12.4%に引き上げた。また、売掛金回収日数を60日から53日に短縮した。こうした改善によって現金残高は前年の7億4,500万円と比較して436%増の40億ドルとなった。このような素晴らしい結果により第4四半期の投下資本利益率59%となり、株価を引き続き押し上げている」と語った。
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□プレスリリース(英文)
http://www.compaq.com/newsroom/pr/pr220197a.html
□プレスリリース(日本語)
http://www.compaq.co.jp/w_new/press61.html
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【1/21】米パソコン関連企業、1996年10~12月期決算一覧
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970121/results.htm
('97/1/24)
[Reported by sasaki-m@impress.co.jp]