米Microsoft社は、日本語Windows 95 OSR2で2バイト文字のディレクトリ名を使用した場合にエラーが発生するバグを修正するモジュールを14日にホームページで公開した。ファイル名は「Microsoft Windows 95 OSR2 Fix (IFSMGR.VXD) 」で容量は197KB。
対象となるのは、OSR2と呼ばれるWindows 95 version 4.00.950Bのみで、4.00.950や4.00.950Aではこの問題は起こらず、モジュールをインストールする必要はなく、インストールしてはならないと厳重に注意されている。
ちなみに、Windows 95のシステムのバージョンはデスクトップ上の「マイコンピュータ」のプロパティの「情報」タグで表示される。
OSR2は、Windows 95の新バージョンであるが、OEM用のみ提供されており単体のパッケージ販売はされていない。したがって、このバグフィックスの対象となるのは昨年末から出荷されたWindows 95プリインストールマシンのみである。
なお、同社の日本法人であるマイクロソフト株式会社に確認したところよれば、当モジュールは該当する症状が発生しているユーザーが使用するものであり、症状が起こっていない場合はモジュールによるパッチを当てる必要はないとしている。
□米Microsoft社のホームページ
http://www.microsoft.com/
□ダウンロードページ
http://www.microsoft.com/windows/software/localize/jpcat.htm
('97/1/23)
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