ゲーム機メーカーの株式会社セガ・エンタープライゼスと玩具メーカーの株式会社バンダイは23日、10月1日に合併を行なうことで合意した、と発表した。新社名は株式会社セガバンダイで、出資比率はセガ1に対してバンダイ0.76となる。
両社の発表によれば「対等の立場で合併する」としているが、手続き上はセガが存続会社としてバンダイを吸収合併、バンダイは解散となる。
今回の合併について、バンダイでは「企業グループとしての総合力を高め、グローバルなマルチメディア総合エンターテイメントカンパニーを目指す」と語っている。新会社「セガバンダイ」は連結売上高6,000億円以上、資本金600億円以上となり「幼児から大人までの幅広い事業展開が可能となり、あらゆる分野で、強力な国際競争力を持つ企業になることを目指す」(バンダイ)という。
なお、バンダイデジタルエンタテインメントが販売している「ピピン@アットマーク」について、親会社のバンダイに編集部で取材を行なったところ「今後の展開については未定」とのことである。
【合併後の概要】
('97/1/23)
[Reported by tetsuya@x.age.or.jp / seino@impress.co.jp]