【ソフト】

CD-ROMベースの辞書「Bookshelf」の日本語版は小学館と共同で3月発売

マイクロソフト、CD-ROM版百科事典、辞書などを今春発売

「Microsoft Encartahttp 97 Encyclopedia」:2月14日 発売予定
「Microsoft/Shogakukan Bookshelf」:3月末日 発売予定

価格:
「Microsoft Encartahttp 97 Encyclopedia」:オープンプライス
「Microsoft/Shogakukan Bookshelf」:14,800円

 マイクロソフト株式会社は、マルチメディア百科事典「Microsoft Encarta 97Encyclopedia(以下Encarta 97)」日本語版を2月14日に発売する。価格はオープンプライス。

 また、マルチメディア統合辞典「Microsoft Bookshelf(以下、Bookshelf)」日本語版を3月末日に14,800円で発売する。マルチメディア世界地理百科「Microsoft Encarta World Atlas」も日本語版を提供するとしている。

 Encarta 97は、地理、歴史、科学、技術から芸術やスポーツまで、幅広い分野を網羅し、'96年の最新のトピックまでを積極的に取り入れたマルチメディア百科事典だ。

 同製品の構成上の大きな特長として、詳細な本文に写真や図表、サウンド、ビデオやアニメーションなど約1万点の多彩なメディアを組み合わせ、かつ、本文中には関連項目へ10万以上のリンクが埋め込まれている。各項目の本文も、用語の定義や生物の学名で始まるのを避けるなど、読み物としても楽しめるよう配慮されている。

 マイクロソフトでは、'94年からEncarta 97日本語版の制作に着手し、国内に70人以上の専任スタッフを置き、本文の半分以上は日本で新たに書き起こしたものになっている。また、毎年、内容を更新した新年度版を提供する予定。

  一方、Bookshelfのコンテンツは完全に日本独自のもので、小学館発行の「国語大辞典」、「プログレッシブ英和中辞典」、「プログレッシブ和英中辞典」、「故事ことわざの辞典」、「類語例解辞典」、「データパル」('91年度版~'97年度最新版)の6種類12冊の辞典を一枚のCD-ROMに収録したマルチメディア統合辞典となっている。総収録語数は約50万語、画像、音声、動画やアニメーションなどが約5万点収録されている。

 Bookshelfは、小学館を通じて書店ルートでも販売されるため、マイクロソフト商品としては例外的に標準価格が設定されている。

 Bookshelfの検索エンジンは、「Microsoft Bookshelf」英語版の最新バージョンを日本語化した。調べたい言葉を一度入力しただけで、複数の辞典から該当する項目を同時に引き出せる。

 また、Microsoft Office製品などとあわせて使用する場合は、ツールメニューおよびショートカットメニューにBookshelfで検索するためのコマンドが組み込まれ、文書作成中に調べたい言葉を検索できる。なお、発売と同時に、Bookshelfのメニューから直接アクセスできる専用Webページの公開も予定している。

□マイクロソフト(株)のホームページ
http://www.microsoft.co.jp/
□Encartaニュースリリース
http://www.microsoft.co.jp/info/releases/encarta.htm
□Encarta製品情報
http://www.microsoft.co.jp/home/encarta/index.htm
□Encarta online
(1/20現在、日本語版は準備中、1月末公開予定)
http://encarta.msn.com/LanguageChoice.asp
□Bookshelf Homepage(英語版)
http://www.microsoft.com/bookshelf/
□ 「Encarta World Atlas」ニュースリリース
http://www.microsoft.co.jp/info/releases/watlas.htm
('97/1/20)

[Reported by date@nets.or.jp/nohtomi@pis.bekkoame.or.jp]


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