【周辺】

DVCは従来機種からデザインを一新、小型・軽量化
デジタルスチルカメラはVGA対応35万画素CCDを採用

松下、回転式レンズ搭載のDVCと、
コンパクトフラッシュ採用のデジタルスチルカメラを発表

'97/1/16 発表

標準価格
「エレガンス・デジカム(NV-DE3)」:220,000円
「カードショット(NV-DCF1)」:69,800円

連絡先:松下電器産業株式会社 お客様ご相談センター
Tel.0120-878-365

 松下電器産業株式会社は、回転式レンズ、4インチ液晶モニター、静止画撮影機能を搭載したデジタルビデオカメラ「エレガンス デジカム(NV-DE3)」と、35万画素CCD、コンパクトフラッシュを採用したデジタルスチルカメラ「カードショット(NV-DCF1)」を発表した。

 「エレガンス デジカム(NV-DE3)」は、'95年に発表された「NV-DR1」の後継機種にあたり、デザインを一新、大幅に小型・軽量化されている。発売日は2月21日で、標準価格は220,000円。「カードショット(NV-DCF1)」は、同社初のデジタルスチルカメラで、3月1日から、69,800円で発売される。

●「エレガンス デジカム(NV-DE3)」

NV-DE3 NV-DE3 NV-DE3

 従来機種と同じ4インチ液晶モニターを搭載しながら、奥行き44mm、重量530gと、大幅に小型・軽量化されている。レンズは300°までの回転式となり、デザインも一新された。また、CCDが65万画素(ワイドモードで41万画素、4:3では31万画素、残りは手振れ補正領域として使用)となり、映像の加工機能(ワイプ、ミックス、モノトーンなど)も追加されている。
 静止画は、LP(長時間)モードで750枚の撮影が可能。パソコンへの転送は、別売の転送キット「VW-DTA1W」(19,800円)によるシリアル経由のほか、将来的にパソコンなどに搭載が予定されているDV端子もサポートした。

【主な仕様】

●「カードショット(NV-DCF1)」

NV-DCF1 NV-DCF1 NV-DCF1

 VGA(640×480ドット)対応の35万画素CCD、1.8インチカラー液晶を搭載した、同社初のデジタルスチルカメラ。フラッシュやビデオ出力端子なども搭載している。画像記録方式はコンパクトフラッシュカードを採用、同梱の2MBのカードでファインモード11枚、ノーマルモード23枚、エコノミーモード47枚の撮影が行なえる。画像の記録時間は、発表会場の展示機では1枚につき約8秒かかっていた。
 電源はアルカリ単3電池、ニッカド充電池、リチウム充電池に対応、それぞれ約30分、60分、90分間の連続使用が可能としている。
 シリアル経由での画像転送にも対応しており、ケーブル、ドライバーソフト、画像の加工用ソフトをセットした「VW-PCK1」(Windows用とMacintosh用を同梱、10,000円)がオプションとして発売される。

【主な仕様】

□松下電器産業(株)のホームページ
http://www.panasonic.co.jp/panasonic-j.html
□「エレガンス デジカム」ニュースリリース
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn970116-2/jn970116-2.html
□「カードショット」ニュースリリース
http://www.panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn970116-3/jn970116-3.html

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□【'96/7/24】松下が、シリアルケーブルで静止画が送れるデジタルビデオカメラを発表
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/960724/digicam.htm

('97/1/16)

[Reported by seino@impress.co.jp]


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