【その他】 【その他】株式会社バンダイは、14日、'97年3月期の連結決算予想を下方修正すると発表した。売上高は当初予想比700億円減の2,000億円、経常損益は240億円減の20億円の損失、税引き損益も195億円減の90億円の損失となる。ただ、バンダイ本体の業績予想は修正しないとしている。
減収の内訳は、米国など海外子会社の主力商品である「パワーレンジャー」のキャラクター商品販売が前年比横ばいにとどまったことで300億円減、インターネット機能付きゲーム機「ピピンアットマーク」の販売不振で250億円減、テレビゲームソフトの販売不振で150億円減など。
同社は、家庭用ネットワークコンピューターの先駆けとして'96年3月に発売された「ピピン」の国内販売数量が、初年度20万台の計画に対して3万台程度にとどまっていることについて「インターネットを家庭で利用する人はまだわずかで時代に先行し過ぎた」と説明。販売の重点をホテルなど業務用に振り替えていく方針を明らかにした。
□（株）バンダイのホームページ
（1月14日現在、この件に関する情報は掲載されていない）
http://www.bandai.co.jp/
□（株）バンダイ・デジタル・エンタテインメントのホームページ
http://www.bdec.co.jp/
('97/1/14)
[Reported by seino@impress.co.jp]