【その他】

Wnn6をベースに開発日本語版Windows 95上で動作
韓国語用kWnn95も3月発売予定

　オムロンソフトウェア株式会社は、中国語入力ソフト「cWnn（しーうんぬ）95 R2.1」を'96年12月21日に発売した。価格は37,000円。なお'97年3月末には、韓国語用の入力ソフト「kWnn95」も発売する予定だ。

　cWnn95は、UNIXでは、広く浸透しているWnn6の連文節変換技術を元に、中国語に最適な変換アルゴリズムを搭載した中国語IMEで、日本語版Windows 95上で使う事ができる。
　ATOKやMS-IMEなど、主要な日本語IME/FEPのほとんどのキー配列をサポートしており、中国語の発音をベースにした「ピンイン」による直接入力の他、部首入力、GBコード（国標）入力、記号入力などでも入力できる。また、漢字から正確なピンインの逆引きができ、ピンインがわからない場合でもどんな漢字かがわかれば入力可能。

　フレキシブルインテリジェンス変換機能／学習機能搭載の為、変換効率は95%を実現しており、一度入力した文章なら、二度目以後の変換ではほぼ100%の変換効率を実現する。また、一太郎やMicrosoft Wordどのアプリケーションでは、IMEとフォントの同時切り替えもできる。

　なお、標準で搭載している6種類の簡体字TrueTypeフォントの他、別売りの「繁体字オプション（18、000円）」を利用すれば、簡体字と繁体字の混在した文書作成も可能になる。

□オムロンソフトウェア株式会社のホームページ
http://www-sp.omronsoft.co.jp/
□ニュースリリース
http://www-sp.omronsoft.co.jp/95/index.html

('97/1/13)

[Reported by sasaki-m@impress.co.jp]