あけまして おめでとうございます

編集長より新年のご挨拶

 昨年はPC Watchメールサービスの無料体験にご参加いただき大変ありがとうございます。同じ編集部で日刊紙を2紙も持つことになり、本当に記事が毎日あるのか?スタッフが足りるのか?とさまざまな不安材料を抱えての船出でしたが、今では約7万人の方々に毎日配信するまでになりました。これらも、ひとえに皆さんのご支援のおかげでございます。

 考えてみますと、WWW上でニュースを発信するというコンセプトは新しいものではありません。新聞社のWWWサーバーはもちろん、パソコン関連の出版社でも我々が創刊する前にニュースを提供するWWWサーバーが存在しました。そこで我々としては、次の3つのコンセプトの元に差別化を図ってきました。

・実際にものを買う『消費者の観点に立った情報』を提供する

・更新頻度をできるだけ多くし『今の情報』を提供する

・単に情報を提供するだけでなく『視点・評価の入った情報』を提供する

 この半年の結果を考えると、すべての記事でこの3つのコンセプトを実現できたわけではありません。しかし、その片鱗は読者の皆様にも気づいていただけたのではないかと考えています。一方で、作業が追いつかないため、コンセプトを盛り込むこともなく未完成なままで掲載してしまった記事も数多くあり、反省することしきりです。

 年が改まるというのは、単に時間が経過したにすぎません。しかし、時間が経過したということは、いつまでも未完成なままで許されるわけではないと受け止めています。今年は、メールサービスの有料化などPC Watchにとって『本番』ともいえる年になります。上記の3つのコンセプトを実現するため、編集部一丸となって努力してまいりますので、読者の皆様も是非とも応援のほどよろしくお願いいたします。

1997年 元旦
ウォッチ編集部 編集長 山下憲治

('97/1/6)

[Reported by PC Watch編集部]


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