【Best10】

現在、記事執筆中のため、11月11日現在の選評を掲載しています。

リコー DC-2L

Richo DC-2L '96/6/29 発売

標準価格:
DC-2 69,800円
DC-2L 85,800円

連絡先:
株式会社リコー お客様相談室
Tel.0120-000475

★前回からの変更点については赤色で表示しています。

良い点

  • シャープ感のある画質(同画素数のライバルのなかでもトップクラスだ)
  • 機能満載で凝った作りなれど、超お買い得(DC-1Sユーザーの怒りを買うぞ!)
  • 光学ファインダー付きで液晶なしでもOK(電池消耗をセーブできるからね)
  • 35mm判換算で35mm相当のワイドレンズ標準装備(屋内撮影にとっても便利)
  • レンズ前1cmまでの接写もOK(この状態だとレンズの影になってしまうけど…)
  • 感度が高く、暗い場所でもストロボなしで楽々OK(これはスゴイ!)
  • ストロボ内蔵で近距離撮影でも露出オーバーになりにくい(ストロボのない機種は結構多いものね)
  • クラストップレベルの連写性能と再生速度(気の短い人は絶対コレ!)
  • どこでも手に入る単3型電池4本使用(DC-1Sのガム型電池には泣かされました)
  • 3種類ある画質モード(画像サイズはそのままに圧縮率が変わるタイプ。普通はNモードで十分)
  • AIMSカードも使える(高価なカードを購入したDC-1Sユーザーには朗報)
  • 内蔵メモリーからカードへのコピーができる(他機種は意外にできないぞ)
  • 機能表示が日本語表記になっている(これは親切。おじさんでも使える?)
× 悪い点

ひとこと

 激戦区だけに、強力なライバルの登場で、今回は5位へ。DS-7クラスに比べると高めだが、機能を考えるとかえってお買い得感さえある。相当な接写もOKで、大容量メモリーの併用で撮影枚数をかなり増やすことができ、意外に電池を食わない点もメリット。また、画像サイズを変えずに、圧縮率を変えるだけで撮影枚数をセーブできる点も魅力。筆者自身が取材用として一番頻繁に利用する機種だ。もちろん、気軽にシャッターを押すだけでもよく写るし、凝った撮影もOKな懐の広さが魅力。連続撮影時の待ち時間も少ないし、再生も速いので、気の短い人でもOK。機械好きには、このメカっぽさがたまらない! そろそろ改良機の声が聞こえてきても良さそうなんだけど、来年春かな?

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('96/11/11)

[Reported by 山田 久美夫]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp