【ソフト】

音声入力でソフトの操作や日本語入力が可能
今秋発売のAptivaの一部モデルに搭載されており、来年春に製品版の発売を検討中

　日本アイ・ビー・エム株式会社は、音声認識ソフト「VoiceType Dictation 3.0 for Windows 95 日本語版(先取り版)」(以下、「VoiceType 3.0」)を、同社のデスクトップパソコン「Aptiva」用の拡張メモリとセットで、12月12日から1,000個限定で発売する。これは、来年春に発売が予定されている製品版「VoiceType 3.0」の先行バージョンで、同社の通信販売サービスである「PC Direct」を通じて販売される。なお、Aptivaユーザーでなくとも購入は可能だが、動作の保証はされない。

　「VoiceType 3.0」は、通常マウスで行っているWindowsの操作を音声で行えるようにするソフトウェア。これは同社が今秋発売したAptivaの一部モデルに同梱されているものだが、従来のAptivaユーザーから単独販売の要望が多かったために、今回の限定発売となった。製品版は、来年春の発売が予定されており、米国で既に発売されているアメリカ英語対応版(699ドル)より安くなるという。

【価格】

• Aptiva用16MBメモリとのセット　\13,000
• Aptiva用32MBメモリとのセット　\22,000

□日本アイ・ビー・エム（株）のホームページ（12月11日現在、この製品のニュースは掲載されていない）
http://www.ibm.co.jp/

('96/12/11)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]