【その他】

来春サービス開始の「PIAFS」
接続性、伝送品質を独自試験で確認

アステル、PHS端末による32Kpbsデータ通信サービスのフィールドテスト開始

'96/12下旬 開始

連絡先:
株式会社 アステル
Tel.0120-050-017

 アステルグループ各社は、業界標準「PIAFS」によるPHS端末の32Kbpsデータ通信サービス開始を来春に控え、ネットワークの伝送品質や接続性、インターネットを含む各種アプリケーションの動作性を確認するためのフィールドテストを開始する。テスト期間は平成8年12月下旬から平成9年3月を予定。

 アステルグループは北海道、東北、北陸、中部、四国の計5社について、他のPHS会社が採用するNTT網接続型とは異なる独自網型を採用している。このため、すでに開始されているNTT網接続型のフィールドテストとは別に、地域新電電の通信網を利用した独自網型の試験を実施する。

 フィールドテストは、東北インテリジェント通信株式会社などの通信事業者、日本テレコム株式会社日本高速通信株式会社などの長距離系事業者、インターネットプロバイダ30社などが参加して行なわれる。50台程度のPHS端末を利用し、各事業者間の接続性、伝送品質の確認が行なわれるほか、パソコンの市販通信ソフトも含めたアプリケーションの動作なども検証するという。
 また、日本テレコム株式会社のデータ通信サービスや、日本高速通信株式会社が提供する「データ オン デマンドサービス」を利用した、PHS端末からのインターネット接続テストも予定されている。

 フィールドテストの対象エリアは仙台市及びその周辺都市をメインとし、福島市、高松市、札幌市、金沢市となっている。

□アステルグループのホームページ
http://www.astel.co.jp/

('96/11/29)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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