【ソフト】

ローマ字入力時に日英混在文を一括変換可能
C言語などに対応した漢字変換制御機能を搭載

オムロン、Windows 95用日本語入力システム「Wnn95 R2.0」を発売

wnn95 for Windows95 R2.0 '96/12/21 発売

標準価格:
Wnn95 for Windows95 R2.0:9,800円
cWnn95 for Windows95 R2.1(中国語入力システム):37,000円
cWnn95 繁体字オプション:18,000円

連絡先:
オムロンソフトウェア株式会社
ソフトウェアプロダクト営業部
Tel.075-352-7211


 オムロンソフトウェア株式会社は、ローマ字入力時に日本語と英語の混在文を一括変換できる機能を持ったWindows 95用日本語入力システム(IME)「Wnn(うんぬ)95 for Windows95 R2.0」を、12月21日より9,800円で発売する。

 同製品は、日本IBM日本サンマイクロシステムズなどのUNIXシステムに採用されている日本語入力システム「Wnn」のWindows版。従来の「Wnn95 for Windows95」から追加された機能として、1つの入力モードのまま日本語と英語を混在させてローマ字入力しても、日本語部分と英語部分が判別されて変換される「日英まるごと変換」を搭載している。この機能は主にプログラムにより判断を行うため、辞書に含まれていない単語でも英語か日本語かを判定することが可能という。また、エディタ上などでC言語やC++言語のコメント形式を認識すると、自動的に漢字変換モードに切り替わるなどのプログラム開発者向けの機能も搭載されている。このほか、読みのわからない漢字をマウスによる手書き部首入力で検索する機能や、企業名などをURLに変換する「URL変換」機能(登録数約3,000件)などをもっている。

 また、12月上旬から97年2月7日まで、同社のホームページ上で97年2月7日まで使用可能な体験版が無償でダウンロードできるほか、従来の「Wnn95 for Windows95」ユーザーには12月下旬に製品版が無償で送付される。

 日本語Windows 95で動作する簡体字フォント内蔵の中国語入力ソフト「cWnn for Windows95 R2.1」(標準価格37,000円)や、「cWnn」に組み込むことで台湾や香港などで使用されている繁体字の入力などが可能になる「cWnn95 繁体字オプション」(標準価格18,000円)も同時発売される。

□オムロンソフトウェア(株)のホームページ
http://www.omronsoft.co.jp/
□製品情報
http://www.omronsoft.co.jp/95/index.html

('96/11/21)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]


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