【本体】 【本体】
連絡先：NECパソコンインフォメーションセンター
東北 022-387-6555 / 東京 03-3452-8000
名古屋 052-722-9800 / 大阪 06-930-9821
九州 092-262-9800
日本電気株式会社は、企業ユーザー向けデスクトップパソコン「98MATE」シリーズのラインナップを一新。PDドライブ搭載、マルチプロセッサ対応のサーバーモデル「98MATE SERVER（PC-9821 Rs/B20）」など5モデルを、12月10日から出荷する。
「98MATE SERVER」は、Pentium Pro 200MHzを搭載、また増設することにより最大2CPUまで実装可能な低価格サーバーモデル。同社では、「高速なプロセッサ性能が要求されるWWWサーバ処理とデータベース処理を同時実行するようなイントラネットサーバ用途に最適である」としている。また98MATE SERVERでは、PC-9800シリーズとして初めて、PDドライブを採用している。
筐体はミニタワー型で、専用ハードディスクドライブベイ×2、PCI×2、汎用拡張スロット×3の利用が可能。メモリは最大512MBまで増設できる。UltraSCSI対応の2GBハードディスク、100BASE-TXインターフェイスを標準搭載している。サーバーマネージャボード装着済みで、サーバ管理ソフトウェア「98サーバマネージャ」などが同梱されている。標準価格は498,000円。
また、クライアントモデルとして、Windows NT Workstation 4.0をプリインストールした「98MATE R」4モデルも発売。従来モデルから、HDDやメモリ容量、CD-ROMなどが強化されている。また、サーバ製品同様、100BASE-TXインターフェイスが標準装備となっている。
最上位モデルの「PC-9821 Rv20/N20」では、「98MATE SERVER」と同じくPDドライブを搭載している。最大2CPUのサポート、グラフィックアクセラレータにMatrox Graphics社製Millenniumを採用するなど、サーバーモデルと同等以上の仕様となっている（価格もサーバーモデルより3万円強高い）。その他の「98MATE R」シリーズ（PC-9821 Ra18/N20、Ra20/N30、N3P）は、Pentium Pro 180MHzを搭載した低価格モデルなどが用意されている。標準価格は、358,000円～530,000円。
なお、現行の「98MATE Xシリーズ」の価格改定も発表、最大25%の値下げが行なわれた。
【各モデルの主な仕様】
●「98MATE SERVER」（PC-9821Rs20/B20）
('96/11/12)
[Reported by seino@impress.co.jp]