米iomegaは6日(現地時間)、ノートパソコン内蔵用の厚さ12.7mmのZipドライブの開発と、同15mm厚の製品出荷時期を発表した。
開発が完了している15mm厚のZipドライブについては、すでに生産を開始しており、来年第1四半期にはアップルPowerBook 1400シリーズ、コンパックLTE5000シリーズ用のものを製品化する予定。両製品とも、抜き差しが可能なドライブモジュールとして提供される。12.7mm厚のZipドライブについては現在開発中の段階で、来年後半に出荷する計画という。
Zipドライブは同社独自開発の製品で、100MBの大容量データが扱えるリムーバブルメディアとして実績がある。既存の製品では、外付けタイプのほかにデスクトップパソコン内蔵用の3.5インチドライブベイ内蔵用が出荷されているが、今後は薄型Zipドライブの開発によってノートパソコンなどの内蔵用としても製品化していく。
これらの薄型Zipドライブの日本国内販売については、現在メモレックステレックス(株)で検討されている。
□米iomegaのホームページ(11月8日現在、この件に関するニュースは掲載されていない)
http://www.iomega.com/
('96/11/8)
[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]