【本体】
株式会社東芝は、CPUとHDDを強化した「Libretto 30」2モデルと、「DynaBook」シリーズ8モデルを発表した。いずれも従来製品の仕様を一部変更して新モデルとして発売するもので、新製品というより従来製品をアップグレードした新モデルだ。11月5日から順次出荷を開始する。
「Libretto 30」は、従来モデルと同価格のままで、CPUをIntel 486 DX4 100MHz相当に、HDD容量を500MBに強化。Windows 95がレビジョンアップされたほか、Internet Explorer 3.0をプリインストール。アプリケーションモデル(CTAモデル)では、「Lotus Organizer」、「駅すぱあと」、辞書などの各種ソフトウェアがバージョンアップされている。バッテリ駆動時間は従来モデルと同じ約2~3時間で、重量は約840g、サイズは210(幅)×115(奥)×34(高)mmに据え置かれている。
また、限定5,000台で、従来モデル「Libretto 20」からの有償アップグレードサービスも用意されている。アップグレード内容は500MBハードディスクへの交換、ソフトウェアのLibretto 30と同内容へのバージョンアップ(アプリケーションモデルのみ)で、CPUの強化などは行なわれない。アップグレード価格は、ベーシックモデルが36,000円で、アプリケーションモデルは40,000円。申し込みは、同社アップグレード有償サービス係(Tel.03-3457-8148)で受け付ける。
「DynaBook」シリーズは、ハイエンドサブノート「PORTEGE 660」、マルチメディアノート「Satellite Pro 430」4モデル、ハイエンドの「TECRA 510」2モデル、普及モデル「Satellite 200」を発売。CPUやHDDなど、仕様の一部と価格が従来モデルから変更されている。主な変更点については、以下を参照。
なお、旧モデルからのアップグレードは、Librettoのみ実施される。
【主な仕様変更点】
・「Libretto 30」:11月5日出荷開始
標準価格
アプリケーションモデル:198,000円
ベーシックモデル:178,000円
標準価格
[Reported by seino@impress.co.jp]