【ソフト】

インターネットでも無料で配布

　アップルコンピュータ株式会社は、同社の電話回線を通じてネットワーク構築をするためのMacintosh用ソフトウェア、「Apple Remote Access」のバージョンアップサービスをクラリス株式会社を通じて行なう。対象となるのは、「Apple Remote Accessパーソナル・サーバ2.0.1（日本語版）」、「Apple Remote Accessクライアント2.0.1（日本語版）」を使用しているユーザー。クラリスを通してのバージョンアップは、最新バージョン「2.1」へのアップデータ（FD2枚）を送付することで行なうが、バージョン2.1へのアップデータは、インターネットや主要商用BBSでも提供している。なお、パーソナル・サーバー版とクライアント版の両製品を使用しているユーザーの場合、アップデータを1セット購入すれば、両製品のバージョンアップが可能だ。

　クラリスに申し込む場合のアップデート費用は2,575円（消費税・送料込み）で、支払い方法は、郵便振替またはクレジットカードのどちらかが選べる。受付は10月15日よりすでに開始しており、発送は11月5日より開始する予定。

【Apple Remote Accessバージョン2.1のおもな機能追加点】

• 最大230.4kpbsまでの非同期通信をサポート（Geoポートを搭載した機種）。ISDNのバルク通信モード、128kbps通信にも対応できる。
• 28.8kbpsモデムを中心とした代表的な高速モデムやISDNターミナルアダプタをサポートする50以上の対応ファイルを付属。

□「Apple Remote Access パーソナルサーバ J-2.1」製品情報
http://www.apple.co.jp/product/ara_server21.html
□「Apple Remote Accessクライアント J-2.1」製品情報
http://www.apple.co.jp/product/ara_client21.html

□「Apple Remote Access パーソナルサーバ J-2.1 アップデート（819KB）」ダウンロードページ
http://www2.apple.co.jp/FTP-database/reference/ARA_PS.HTML
□「Apple Remote Accessクライアント J-2.1 アップデート（819KB）」ダウンロードページ
http://www2.apple.co.jp/FTP-database/reference/ARA_CO.HTML

('96/10/31)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]