【周辺】

インターネット対応の「HyperROAD」を高速化

　ニフティ株式会社は、11月6日より、同社の運営するニフティサーブ（会員数201万人）で、ISDN同期64kbpsでの接続サービスを開始する。

　 　サービスを開始するISDN同期64kbps対応の新ネットワーク「HyperROAD64」は、5月にサービス開始したインターネット対応のTCP/IP手順のネットワーク「HyperROAD」のISDN版に位置づけられる。これらのネットワークへは、専用通信ソフト「ニフティマネジャー」を利用して接続し、「ニフティマネジャー」とNetscape NavigatorまたはInternet Explorerを組み合わせて使うことにより、インターネットのWWW（World Wide Web）とニフティサーブをシームレスに利用できる。

　「HyperROAD64」では、11月6日のサービス開始当初は16箇所のアクセスポイントが利用できる。東京、大阪についてはサービス開始よりやや遅れて、東京が11月20日ごろ、大阪が11月末ごろからアクセスポイントが公開される予定だ。

【新ネットワーク「HyperROAD64」の概要】

• サービス開始日時：11月6日（水）午後2時
• アクセスポイント：当初全国16箇所の予定（函館、盛岡、宇都宮、水戸、川口、千葉、甲府、金沢、岐阜、浜松、四日市、茨木、鳥取、松山、宇部、宮崎）
• 料金：料金プランにより、15円／分または20円／分（既存の9.6kbps～28.8kbpsの回線と同一料金）
  
  • 通常料金：管理費200円／月、高速回線（9.6kbps～）は20円／分
  • 高速対応料金：固定料金1,800円／月（管理費、180分までのアクセス料含む）、高速回線（9.6kbps～）15円／分

□ニュースリリース
http://www.niftyserve.or.jp/release/961028.html
□専用通信ソフト「ニフティマネジャー」ダウンロードページ
http://www.niftyserve.or.jp/datalib/nim/index.htm

('96/10/30)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]