【本体】

全機種にJBL製スピーカーを採用
筐体前面に電話やCDプレイヤーなどの操作ボタンを配置

連絡先：プレサリオ・サポート・センター
Tel.0120-099589

　コンパック株式会社は、12.1インチTFTモニタ、スピーカ一体型のデスクトップパソコン「PRESARIO 3020」など、新PRESARIOシリーズ3機種を発表。10月下旬から順次出荷を開始する。

　今回発表された製品は、省スペースデスクトップ「PRESARIO 3020」の他、ゲームソフトやパッドなどを同梱して、エンタテイメント用途を意識した「PRESARIO 8716」（ミニタワー）、通常のデスクトップモデル「PRESARIO 4130」など3モデル。価格はオープンプライスだが、店頭価格は「3020」と「8716」が40万円程度、「4130」は26万円（15インチモニター）、29万円（17インチモニター）前後を予定している。

「3020」はPentium 166MHz・24MB EDOメモリ・2GBのHDDを採用。「8716」はPentium 200MHzと32MB EDOメモリ・2.5GBのHDDを装備。「4130」はPentium 166MHz、16MB EDOメモリ、2GBのHDDを搭載している。

　共通の仕様としては、JBL社製のスピーカーと109日本語キーボードを同梱。OSはWindows 95をプレインストール。33.6kbpsモデムや、USBを2ポート搭載。専用のCRTモニターには、音量調節用のツマミがついている。また、筐体前面には省電力モードの切り替えボタン（スリープボタン）を装備。オンライン・ヘルプ画面などの呼び出しや、電話機能、CDプレイヤーの操作ボタンなども配置。通常の使用時は、スリープボタンの使用が前提とされているため、主電源ボタンは本体裏面に配置さえている。

　なお、同シリーズは7月にアメリカで発表された製品とほぼ同仕様であるが、「新PRESARIOシリーズ3モデルで、当社のコンシューマ向けパソコン販売台数（国内）の約40%をカバーする予定である」としている。

【主な特徴・仕様】
●「PRESARIO 3020」：11月上旬出荷開始
店頭価格：約40万円

• 筐体に12.1インチTFTモニタ（800×600ドット/26万2千色）、スピーカ（5W×2）を搭載
• コードレス・マウスを標準添付
• 筐体右側面に、6倍速・4連装CD-ROMチェンジャーとマウスの収納スペースを装備
• 筐体左側面にFDDと拡張用スロットを搭載
• 家庭内の持ち運び用として、キーボードにフックを装備。液晶パネル前面への収納が可能
• Microsoft Word 7.0、Excel 7.0付属

●「PRESARIO 8716」：10月下旬出荷開始
店頭価格：約40万円

• 10Wスピーカー×2、低音再生用のサブ・ウーファー（20W）×1を同梱
• ハードウェアWave Table音源（GM音源互換、176音）搭載
• 筐体上部にCDラックを装備
• ゲームソフト「アースシージ2スカイフォース」、「3Dウルトラピンボール」、「キングクエストVII」をバンドル
• ゲームパッド付属（2ボタン）

●「PRESARIO 4130」：10月下旬出荷開始
店頭価格
15インチモニタ搭載モデル：約26万円
17インチモニタ搭載モデル：約29万円

• モニター側面にスピーカー（5W×2）を装備（脱着可能）
• 15インチモニタ、17インチモニタ搭載モデルの選択が可能
• Microsoft Word 7.0、Excel 7.0付属

□コンパック（株）のホームページ
http://www.compaq.co.jp/
□ニュースリリース
http://www1.compaq.co.jp/w_new/press42.html
□製品情報
http://www1.compaq.co.jp/1996/newpresario1.html

('96/10/22)

[Reported by seino@impress.co.jp]