【本体】

17インチディスプレイ付属、28.8kbpsモデム内蔵のオールインワンモデル

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（左の写真はPerforma 6420のベースとなっている、米国で発表されたPerforma 6400）

　アップルコンピュータ株式会社は、新製品Macintosh Performa 6420を発表、12月中旬より販売を開始する。価格はオープンプライス。

　Macintosh Performa 6420は、10月17日に米国で発表された、「Performa 6400 Video Editing Edition（米国価格 2,699ドル）」と本体基本仕様はほぼ同じ。Performa 6420はそれに純正の17インチディスプレイ（Apple Vision 1710AVモニタ）をセットにしたオールインワンタイプとなっている。CPUはPerformaシリーズで最速のPowerPC 603e 200MHzを搭載、2次キャッシュも256KBを標準で搭載している。Apple Vision 1710AVモニタ、28.8Kbpsモデム、Avid Cinemaカード、テレビ・FMチューナーカード内蔵により、機器の追加なしでマルチメディア用途やインターネットなどにも対応できる。ただしDIMMスロットが１基しかないこともあり、標準で24MBのメモリは、予算が許せば購入時に増設しておいたほうがよいだろう。

　この新製品6420では、米Avid社とAppleの共同開発による「Avid Cinema（ビデオ編集カードとソフトウェアのセット）」を標準で内蔵し、SOHO市場でのプレゼンテーションや、家庭用のビデオやムービー作成に対応しているのがいちばんのセールスポイントだ。また、HTML作成ソフト「Adobe PageMill」、フォトレタッチソフト「Adobe PhotoDeluxe」、特殊効果用グラフィックソフト「Kai's Power Goo LE」などマルチメディア用途に対応したソフトもバンドルされている。同社では、これらにより、初心者でもデスクトップビデオ作成やホームページ作成が容易にできるとしている。
　Performa 6420は漢字Talk7.5.3プリインストール、QuickTime 2.5を初めて搭載するなど、システムソフトウェアも最新のバージョンが搭載されている。

　なお、「Avid Cinema」はPCIバス搭載機種のPerforma 5410、Performa 5420などにも対応しており、アップルでは現在別売りでパッケージを準備中。価格、販売時期など詳細は後日同社より発表される。

【新製品Macintosh Performa 6420の価格と販売時期】