【周辺】

解像度は600dpiながら898,000円と低価格
刷版、普通紙にも印刷が可能

沖データ、製版フィルムに
直接印刷可能なプリンタを発売

'96/10/15 発売

標準価格:
DirectPlate 804PSII+F:898,000円

連絡先:
株式会社 沖データ
国内第一営業部
Tel.03-5445-6110


 株式会社 沖データは、製版フィルムなどに直接印刷可能なポストスクリプトプリンタ「DirectPlate 804PSII+F」を、898,000円で10月15日より発売した。

 「DirectPlate 804PSII+F」は、製版フィルムや刷版にも直接印刷が可能なプリンタで、A3ノビロングサイズ(505×326mm)に印刷が可能となっているため、A3サイズまでの商業印刷物を制作可能な製版フィルムを作成することができる。同製品はPostScript Level 2を搭載しており、Windows用とMacintosh用のプリンタドライバが同梱されている。解像度は600×600dpi。

 従来このクラスのPostScriptプリンタでは、普通紙への出力のみが可能で、版下やフィルムへの出力ができず、外部の出力センターに依頼するのが一般的であった。同製品の発売により、解像度に制限があるとはいえ、手元で手軽に出力ができるようになるのは大きな福音である。

【DirectPlate 804PSII+Fの特徴】

印字方式LEDアレイ方式を採用した電子写真方式
印字速度コピーモード時で、A4横:12枚/分、A3:7.5枚/分
解像度600×600dpi
用紙、版材紙質普通紙、OHPシート、官製葉書、封筒刷版(ダイレクトプレート材)製版フィルム(ダイレクトポジフィルム材)
サイズA3ノビ、A3、A4、A5、A6、B4、B5、レター、リーガル、官製葉書、封筒A3ノビロング、A3ワイド、A3ロング、A3、カードA3ノビロング、A3ワイド、A3
給紙方法オートフィーダ、または手差し手差し
メモリ標準16MB、最大24MB
フォント追加用ハードディスク500MB、SCSIにより外部増設可能
入力インターフェイスLocalTalk/RS422A、セントロニクス、RS232Cインターフェイス
オプションでEtherTalkとTCP/IPにも対応
内蔵フォントリュウミンL-KL、中ゴシックBBB、太ミンA101、太ゴB101、じゅん101、欧文35書体
消費電力最大1kW以下、平均約800W、節電モード時は最大35W以下
外形寸法498(W)×430(D)×317(H)
重量約22kg

□(株)沖データのホームページ(10/17現在 この製品のニュースは掲載されていない)
http://www.okidata.co.jp/

('96/10/17)


[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]


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