【周辺】

Windows NTベースのCG,CADアプリケーションがターゲット

連絡先：メルコ　インフォメーションセンター
Tel.052-619-1827

　メルコは、Windows NT 3.51に対応したハイエンドグラフィックカード「WGP-SX8」を発表した。CGやCADアプリケーションで使用される3D用API「Open GL」にハードウェアレベルで対応している。

　対応する環境は、PCI 2.0バス搭載のDOS/VマシンおよびDEC Alphaマシン。ディスプレイドライバもWindows NT 3.51 PC/AT用とDEC Alpha用が付属する。

　「WGP-SX8」では、VRAM 8MB、バッファ用のDRAM 8MBと大容量のメモリを搭載している。ただし、表示品質を優先するために、データエリアを半分に分け、読み書きのエリアを個別の領域に割り当てるダブルバッファリングを行なうため、最大解像度はフルカラー時で1,152×870ドット、32,768色表示時で1,600×1,200ドットと4MB搭載ボードと同等となる。

【特徴】

• 3Dエンジンに3D Labs「GLINT300SX」を搭載
• ジオメトリチップ（座標計算補助チップ）に3D Labs「Delta」を搭載。CPUの負担を軽減
• ビデオメモリ8MB搭載。読み込みと書き出しのエリアを分けたダブルバッファリング 処理
• 1台のPCに2枚差すことで、2台のディスプレイに横方向に2倍のドットのデュアルスクリーン表示可能
• すべての表示モードでノンインターレース表示可能

○メルコのニュースリリース
http://www.melcoinc.co.jp/what/html/96035_2.html
('96/10/16)

[Reported by date@impress.co.jp]