【本体】

シリーズ初のPentium 150MHz搭載モデル
バッテリ駆動時間は従来機種の約3~5倍

三菱電機、Pentium 150MHz搭載の
「apricotシリーズ」最上位機種を発売

apricot SX '96/10/31 出荷開始

標準価格:628,000円

連絡先:三菱電機(株)情報システム事業部
情報システム販売推進部
Tel.03-3218-3543



 三菱電機株式会社は、ノートパソコン「apricotシリーズ」の最上位機種「apricotNOTE SX」モデル5150-14Xを発表。10月31日から、628,000円で発売する。

 「apricotNOTE SX」は企業向けのハイエンドモデルとして、従来機種から大幅に仕様が変更されている。CPUにはPentium 150MHzを採用、12.1インチTFT(1,024×768ドット、65,636色)、PCIバス接続の128bitグラフィックアクセラレータ「NeoMagic NM2093」などを搭載。メモリとHDDもそれぞれ16MB、1.44GBに拡張されている。電源の自動オン/オフ機能や、オートチルトアップキーボード、DSVD対応28.8KbpsFAXモデム、ZVポート対応のPCカードスロットなども装備。

 また、同製品は「apricotシリーズ」としては初めてリチウムイオンバッテリを採用。駆動時間は約3時間~6時間で、同社従来機種(ニッカドバッテリ搭載)の約3~5倍の駆動時間を実現したという。重量は3.3kg。本体サイズは313(幅)×241(奥)×55(高)mmで、従来機種よりも若干大きくなっている。

 なお、マシンの使用状況に応じてタイムアウト時間を自動設定する、同社独自の「ヒューリスティックパワーマネージメント機能」や、メタルフレーム(マグネシウム合金製)による放熱構造なども搭載されている。

【主な特徴】
・「ヒューリスティックパワーマネージメント機能」を採用
・フルパワー3時間、最大6時間のバッテリー駆動時間
・液晶パネルの開閉による自動電源ON/OFF機能を装備
・オートチルトアップキーボードを採用
・本体ケース内のメタルフレーム(マグネシウム合金製)による放熱設計
・128bitグラフィックアクセラレータ「NeoMagic NM2093」を搭載
・画像と音声の同時転送が可能なDSVD対応28.8KbpsFAXモデムを搭載
・ZVポート対応のPCカードスロットを採用

【主な仕様】
・CPU:Pentim 150MHz
・セカンドキャッシュ:256KB
・メモリ:16MB(最大64MB)
・HDD:1.44GB(E-IDE)
・FDD:3モード3.5インチ標準内蔵
・液晶:12.1インチTFT(1.024×768ドット、65,536色)
・ポインティングデバイス:タブレットポインタ
・FAXモデム:DSVD対応、データ28.8Kbps、FAX14.4Kbps
・インターフェイス:シリアル、パラレル/FDD1ポート
・PCカードスロット:TYPE2×2、またはTYPE3×1、ZVポート対応
・リチウムイオンバッテリ(標準添付)
 駆動時間:約3時間~6時間
 充電時間:約3時間
・サイズ:313(幅)×241(奥)×55(高)mm
・重量:3.3kg

□三菱電機(株)のホームページ
http://www.melco.co.jp/
□製品情報
http://www.melco.co.jp/service/apricot/apsx1.htm

('96/10/16)

[Reported by seino@impress.co.jp]


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