【イベント情報】データショウ'96レポート

データ転送速度14.4kbpsのαデータ規格

DDIの14.4kbpsデータ規格に対応した製品

 PHSによるデータ通信では、来春にもPIAFS規格による32kbpsのデータ転送サービスが各通信業者が始められるが、DDIではひとまず先にαデータ規格による14.4kbpsのサービスを開始する。DDIのブースではPIAFSのデモは一切行わず、αデータ関連の製品デモを中心に行っていた。


Alpha Data
 αデータ規格に対応したPHSは各社から発売される予定で、ブースでは東芝松下電器、アイワなどのPHSが展示されていた。各製品には「αDATA」という記号が表記されているので、一目で対応機種かどうかが判別できる。

 


SII
 セイコー電子工業はαデータ規格に対応したデータコミュニケーションカードMC-6500を展示。12月上旬に35,800円で発売するという。

 MC-6500はPCMCIAのカードで、αデータ規格対応のPHSとパソコンとを接続することでパソコンから14.4kbpsのデータ転送ができるようになる。OSはWindows 95とWindows 3.1に対応している。

[Reported by 石橋文健]


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