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（株）ビー・ユー・ジーと共同出資
CodeWarriorシリーズの最新版も発表

「CodeWarrior CW10日本語版」に関する連絡先
（株）ビー・ユー・ジー　インフォメーションダイアル
Tel.03-3486-6710

　米Metrowerks社は8日、日本法人であるメトロワークス株式会社の設立を発表した。

　Metrowerks社は、Macintoshを中心としたアプリケーション開発ツール「CodeWarrior」の開発・販売を行なっており、同社によれば「CodeWarriorは、世界70カ国の約50,000ユーザーに使用されている」という。

　また、「CodeWarrior CW10日本語版」、プレイステーション用開発ツール「CodeWarrior for PlayStation」の発売も同時に発表された。

●日本法人、メトロワークス（株）
連絡先：メトロワークス（株）Tel.03-3780-6091
　同社は、日本国内の総代理店である株式会社ビー・ユー・ジーとの共同出資によって設立される。社長にはジョン・チャック氏が就任。主な業務内容としては、日本のデベロッパーへのより充実した製品と、サービス・サポートの提供、ゲーム機器や組み込みシステム用開発ツールの販売など。法人ユーザーへの販売も同社が行なう。
　なお、一般ユーザー向けの販売とサポートは、従来通り（株）ビー・ユー・ジーが担当する。

●プレイステーション用開発ツール「CodeWarrior for PlayStation」
連絡先
メトロワークス（株）　Tel.03-3780-6091
（株）ビー・ユー・ジー　パワーストア（直販担当）　Tel.03-5684-3062
発売日
Mac OS用（英語版）：10月中旬
Windows 95/NT用（英語版）：11月中旬
標準価格：98,000円

　ソニー・コンピュータエンタテインメント公認の開発ツールで、Mac OSとWindow 95/NTに対応している。日本語ローカライズ版は、英語版購入者に順次無償で提供される。サポートは購入後1年間は無料で、電子メールで受け付けられる。

【主な仕様】

• CodeWarrior IDE搭載
• 新設計のMIPSコンパイラ、ELFリンカを採用
• プレイステーション用リモートデバッガ、変換ツール・ドライバを搭載

　Macintoshをホストとする統合開発ツールで、英語版も同梱されている。
対応開発コードは68K Macintosh、Power Macintosh、Java、Magic Cap、Windows 95/NT、Be、Power TVなど。ユーザー登録を行なえば、FAXやNIFTY-Serveによるテクニカルサポートや、アップデートCDが無償で配布される（年2回）。
　また、11月にはWindowsホストのCodeWorriorの発売も予定されている。
　なお、学生や教員を対象とした「CodeWarrior Academic Pro CW10日本語版」も発売される。購入の際には学生所か教員証が必要で、商用アプリケーションの開発は行なえない。テクニカルサポートはネットワーク経由のみ。

【新機能】

• ユーザーインターフェイスを改善
• CodeWarriorデバッガ
  共有ライブラリとマルチスレッドのデバッグをサポート、Javaのデバッグ機能を改善
• Constructor
  ビットマップリソースエディタを追加
• Metrowerks Constructor for Java
  Java用Visual Tool（アルファ版）を搭載
• Direct To SOMオブジェクトコードの生成が可能
• Java：1.0.2JDKリリースに対応
• PowerPlant
  インターネット、データベース、ユーザーインターフェイス設計用のクラスを追加

('96/10/8)

[Reported by seino@impress.co.jp]