【ソフトウェア】

ファイルやクリップボードからの翻訳も可能
7,800円と低価格

　日本IBM株式会社は、低価格ながら自動巡回機能が付属した英日インターネット翻訳ソフト「インターネット翻訳の王様」を発表、10月30日より発売する。

　「インターネット翻訳の王様」は、Windows 95上で動作し、Netscape Navigator2.0、マイクロソフトインターネットエクスプローラ3.0等に対応している英日翻訳ソフト。 ホームページの翻訳を行えるほか、通常のテキストファイルを翻訳したりホームページの自動巡回を行うことも可能で、機能別に「キング」「クイーン」「ナイト」の３つのプログラムで構成されている。

【インターネット翻訳の王様の特徴】

• ブラウザと連携して翻訳を行う「キング」
  インターネットでよく使われる慣用句等に対応した、14万語の辞書を使用するブラウザ用英日翻訳プログラム。Netscape Navigator2.0、マイクロソフトインターネットエクスプローラ3.0などに対応し、ブラウザの画面上でシームレスに翻訳結果を表示可能。また、訳文を表示するのみでなく、原文表示や対訳表示をする事も可能。
• ファイルやクリップボードからの翻訳を行う「クイーン」
  「キング」と同じ翻訳辞書を採用した汎用翻訳プログラムで、メールやネットニュースの翻訳をするにはこれを使用する。
• 登録したホームページを指定時間に自動巡回する「ナイト」
  　指定した日時に指定したホームページを自動巡回し、オフライン閲覧を可能にするソフトウェアで、巡回時に自動ダイアル可能なほか、予め翻訳しておくことも可能

□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ibm.co.jp/Products/news/960930/gaiyou.html

【参考記事】
【10/1】メディアビジョン、英和翻訳ソフト 「Dr.SURF for Macintosh」の新版を発表
【9/27】CSK、独、仏、英語の3カ国語に対応した、対訳ソフト「訳師如来」発表
【9/17】富士通、インターネット用翻訳ソフト 「翻訳サーフィン V2.0」発売

('96/10/1)

[Reported by 鈴木 光太郎]