PHSに日本IBMのPCカードサイズPDA「ChipCard」をベースにした機能を盛り込んだもので、2,400bpsでのデータ通信が可能なほか、パソコンのPCカードスロットに挿入してデータの交換ができる。また、PHS無線モデムとしての利用も可能で、将来の32Kbps通信にも有償バージョンアップで対応するとあってモバイル系ユーザー達には注目の的。ブースでは人も多く、説明員が対応に追われていた。
販売価格については「当初は8万円くらいを想定していたが、PHSの安売り競争もあって価格的な魅力を出せないので、4万円の線になるよう努力している」とのこと。発売は12月上旬になる。特にモバイル系ユーザーにとっては待ち遠しい製品ではないかと思われるが、実物を手にしてみたいという人は会場へ行ってみるといいだろう。
[Reported by 石橋文健]