【周辺】

パソコンリンクソフトを標準装備
9,600bpsのモデムを搭載

　株式会社日立製作所は、携帯情報端末「マルチコミュニケータ Possible（ポシブル） PMC-2000」2機種を10月14日から発売する。

　同製品は昨年発売されたPMC-1000の後継機種で、1行40字表示が可能な5.5インチのモノクロ液晶ディスプレイと、2,400bps(データ)/9,600bps(FAX)対応のモデムを搭載している。また、従来の手帳機能、パソコン通信機能などの使い勝手の向上、手書きワープロ機能やパソコンとのリンク機能の追加など機能強化されている。

　Windowsパソコンとのデータ交換ソフト「ポシブルリンク」が標準装備となり、Possibleの予定表、住所録などがパソコン上で管理できるほか、手書きデータ（BMP形式）やPIM（個人情報管理）ソフトのデータ交換も行なえる。

【PMC-1000からの主な追加機能】

• IrDA、RS-232C、モジュラー、PCカード用スロット(TypeII)によるデータ転送をサポート
• 同社オリジナルのリンクソフト「Possibleリンク」を同梱
• パソコン通信（NIFTY-Serve）のオートパイロット機能を追加
• ユーザー用メモリーの容量アップ
• 手書きワープロ機能搭載
• 「Lotus CC：Mail」（別売のゲートウェイシステムが必要）、「GroupMail」などの電子メールが利用可能

• 液晶：480×320ドットSTN
• 電源：単3アルカリ×2
• 使用時間：約40時間
• サイズ：183（幅）×120（奥）×22（高）mm
• 重量：420g（電池含む）

□(株)日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/index-j.html
□日立製作所ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0918.html

('96/9/19)

[Reported by seino@impress.co.jp]