そのほかの会場で見つけたユニークなものを紹介しよう。
■フェリシモのインターネットネクタイ
インターネットをバリバリ利用しているようなビジネスマンならば、通販でおなじみのFELISSIMOが用意しているこんなインターネットネクタイを使ってみてはどうだろう?。
1つはURLがずらりと並んでいるネクタイ。ほかのURLは白字でも、「http://www.felissimo.co.jp」の文字だけはオレンジ色。別に問題ということはないけれど、今紹介したようにどのURLもドメイン名の後ろに「/」がなく、正確なURL表記でないところが気にはなる。もう1つは、右半分にHTMLタグが並べられ、左側に「INTERNET」という大きな文字が入っているもの。ところで、この「INTERNET」という文字フォントは「INTERNETmagazine」のロゴにソックリ…。
このネクタイはFELISSIMOのオンラインショッピングで購入できる。
■日新工機の光学式マウス
日新工機が展示していたのは光学式マウス。ボールを転がすタイプの一般的なマウスと違い、本体側にLEDと受光センサーを持ち、格子状の印の入った専用のマウスパッドの上で滑らせることで移動値を検出する仕組みになっている。接触部分がないため、確実な動作が期待でき、ボールのクリーニングといったメンテナンスが必要ない。
また参考展示品として、パッドもマウス本体もコンパクトなタイプのもの、無線を利用したコードレスタイプのものなどが用意されていた。
■SGSトムソン製6x86チップ
Pentium互換の6x86チップと言えば、本家のCyrixはもちろん、IBMも製造していることはよく知られている。が、SGSトムソンも製造していることを知っている人は少ない。会場でも、透明プラスチックケースの中にひっそりと置かれているだけで、実物に気づいた人はほとんどいなかったようだ。チップ表面には「It's ST6x86」と実にわかりやすいプリントがあり、Windowsロゴももちろんついている。
詳しくは同社の資料ページで。
■大同の「懐かしい感覚」のマスコットキャラクター
台湾の大同のブースに立ち寄ると、なんだか懐かしい感覚が…。同社のマスコットキャラクターのプレートが大きく出ているのだが、この絵柄がなんとも昔懐かしいイメージ。長い陽射しで焼けてしまったような色といい、赤い頬のかすれたようなタッチ、ヘルメットをかぶった坊やのデザインといい、昔よく日本でもみたような感覚のキャラクター…。名刺を渡すと、貯金箱にもなるこのキャラクターの人形がもらえる。これがまた油の匂いのきついこと…。
■CIRRUS LOGICの光るバッチ
このごろのイベントでは光るバッチをよくみかける。今回は周辺チップメーカーのCIRRUS LOGICで3つの赤いLEDがついているバッチをもらうことができた。背面の赤いシール部分がスイッチになっており、LEDはメーカーのロゴのCとUとOの部分に埋め込まれ、Cから順番に点滅を繰り返すようになっている。けっこうお金がかかっているような…。
[Reported by 石橋 文健]