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ようやく国内ベンダーからUSB(Universal Serial Bus)関連の製品が発売される。飯山電機はUSBのハブ機能を搭載した17インチディスプレイとUSB対応のPCを参考出品していた。
USBはPC本体に例え1つのUSBポートしかないとしても、ハブを介して分岐するような形でポートを増やすことができるが(デバイスはデイジーチェーンで接続されるので、必ずしもポートを増やさなくても複数のデバイスを接続できる)、飯山電機ではこのUSBハブを17インチディスプレイに搭載。ハブは操作する人間の手もとに近いところにあるほうが便利なため、ディスプレイやキーボードに搭載される例が多くなりそうだ。
また、同社が力を入れている17インチディスプレイ内蔵のPCについてもUSB対応のものを用意。ブラックボディの「aP56617Home」がそれで、本体の前と後ろにUSBポートが取りつけられている。デモでは、同社が独自に開発したというUSB対応のキーボードとマウスを実際に接続しており、自由に触れることができる。ディスプレイも含め、年内の発売の意向だそうだ。ただ、残念ながらUSB対応のキーボードとマウスは製品化の対象には含まれていないとのこと。先に発売されたIBMのAptivaと同様、USBコネクタは用意するものの、接続するデバイスは用意されない。コストアップが理由というが、オプションの形でも発売されると面白いのだが..。
また、DVDを搭載した「aP56617DVD」というモデルも展示し、国内周辺機器メーカーの中では特に意欲的なブースを展開していた。
[Reported by 石橋 文健]