【ソフト】

128Kbpsのバルク転送もサポート

　アップルコンピュータ株式会社は、ネットワーク接続用ソフトウェア「Apple Remote Access（アップルリモートアクセス） バージョン2.1」を発表した。パッケージにはサーバ用とクライアント用があり、サーバ用は30,000円、クライアント用は9,800円。サーバ用には１対１の接続のみをサポートするパーソナルサーバソフトウェアと、クライアントソフトウェアが各１本同梱されている。

　ARAは、Macintoshに内蔵されているネットワーク機能を利用して、自宅や出張先のMacintoshから電話回線やISDNを使って、会社などの離れたところにあるMacintoshに接続するためのソフトウェア。接続先のARAサーバーがLANにつながっていれば、LAN上の共有されたMacintoshのファイルやフォルダにもアクセスできるほか、遠隔地のLAN経由でネットサーフィンもできる。

【バージョン2.1で新規に追加された機能】

• 最大230.4Kbpsまでの非同期通信をサポート。ISDNの高速通信レート、（2つのBチャネルを使ったバルク転送モード）128Kbpsにも対応。
• 高速なシリアルポートであるGeoPort（データ転送速度は同期で最大2Mbps）をサポート
• 28.8Kbpsモデムを中心として代表的な高速モデムおよび多数のISDNターミナルアダプタなどをサポートする50以上の対応ファイルを添付。

【対応OS】
漢字Talk 7.5.1以降
【従来製品からのアップグレード】 　Apple Remote Access 2.0（日本語版）を利用しているユーザーを対象に、アップデートソフトウェアをアップルのFTPサーバーおよび主要なBBSを通じて、10月中旬より無償で配布する。

　 ('96/9/5)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]