【ソフト】

本体を買い換えることなく高速プロセッサに

アップル、Power Macシリーズのアップグレード計画を発表

'96/8/27 発表
連絡先:アップルカスタマーアシスタンスセンター
    TEL 0120-61-5800

 アップルコンピュータ株式会社は、同社のPower Macintoshシリーズモデルについて、現行のモデルに安価に最新プロセッサを搭載できるアップグレードカードの提供計画を発表した。

 今回発表したアップグレード計画の対象となる機種は、Power Macintosh 7500、7600、8500、9500。これらのモデルは、メインプロセッサとクロックチップは本体基板そのものではなく、本体基板上に取り付けられたドーターボードという小さなカードに搭載されており、このドーターボードを交換するだけで、ユーザーはより高速なプロセッサを利用できる設計になっている。

 アップルは、このアップグレードカードの第1弾として、クロック周波数180 MHzのPowerPC 604eプロセッサを搭載したアップグレードカード(予定希望小売価格:138,000円)を来年3月に発売する予定。さらにそれ以後も、より高速なプロセッサを搭載したアップグレードカードを発表していくという。なお、今回の発表でアップルは、1997年中に250 MHzのクロック周波数で動作するPowerPC 604eプロセッサが発表される予定であることを明らかにしている。

('96/8/28)


[Reported by hiroe@impress.co.jp]


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