【ハードウェア】【Windows】

チューンナップパーツとして発売

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　株式会社メルコは21日、PB-SRAMを搭載したセカンドキャッシュメモリ「SBV-A256」、シンクロナスDRAM「MTSD-168Lシリーズ」の発売をアナウンスした。いずれも、秋葉原の専門店などで販売されているDOS/Vパソコンのマザーボードを対象としたチューンナップ用パーツとして販売される。

　シンクロナスDRAM、PB-SRAMセカンドキャッシュを国内大手ベンダーが扱うのは初めてで、従来は秋葉原の専門店などでしか入手できなかった。

■セカンドキャッシュメモリ「SBV-A256」

PB(Pipline Burst) SRAMを搭載したDOS/Vパソコン用のセカンドキャッシュメモリ。COASt1.4規格に対応しているDOS/Vパソコン用マザーボードに装着することができる。

SBV-A256　容量：256KByte　出荷予定日：8月下旬　価格：\6,000

■シンクロナスDRAM DIMM「MTSD-168L」

同期転送による高速メモリアクセスを実現するシンクロナスDRAM(SD-RAM)。シンクロナスDRAMに対応したDOS/Vパソコンなどに対応。この製品はMTCブランド(*1)で発売される。

MTSD-1168L1-16M　容量：16MByte　出荷予定日：8月下旬　価格：\29,800
MTSD-1168L2-32M　容量：32MByte　出荷予定日：8月下旬　価格：\54,800

(*1)「MELCO TECHNICAL COMPONENT」の略。同社が6月から開始した「先進的パソコンユーザの為の新しい」ブランドで、「実験的な性格を持つ」製品を扱う。

【お詫びと訂正】

21日付で「SBV-A256」と「MTSD-168L」がMTCブランドで発売されると記述しましたが、MTCブランドで発売されるのは「MTSD-168L」のみです。関係者の方々にご迷惑をおかけいたしましたことをおわびするとともに訂正させていただきます。

MTCブランド製品情報

「MTSD-168L」の製品情報を見る
「SBV-A256」の製品情報を見る

('96/8/21)

[Reported by 石橋 文健]