米Netscape社は17日(現地時間)、WWWブラウザ「Netscape Navigator3.0」の正式版をリリースした。同社は3.0のリリースを19日(月曜日)と予告していたが、実際には2日早いリリースとなった。現在、同社のftpサイトでUNIX版、Macintosh版、Windows版のバイナリファイルがそれぞれ公開されており、既にリリースノートも一般に公開済みになっている(オフィシャルなリンクがある)。従来通り、多国言語サポートのため、公開されている英語版のNetscape Navigatorのみで日本語表示が可能になっている。
編集部が動作を確認したところ、特に大きなトラブルは起きていないものの、Windows版のJava実行環境ではアプレットが正常に動作しないケースがあることが確認できた。Beta6以降でよく聞かれたトラブルだが、これはDocument Encodingの設定をデフォルトのWestern(Latin1)からJapanese(Auto-detect)などに変更した場合のみに起こる現象のようだ(Encodingの設定によって動くものと動かないものがある)。もし、Javaアプレットがエラーで動作しないケースがあれば、Western(Latin1)にしてからリロードしてもう一度動作を確認してみて欲しい。
■Netscape3.0での変更点■
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■国内のミラーサイト(18日時点でミラーリングが完了しているサイト)
('96/8/19)
[Reported by Hiroyuki Et-OH / date@impress.co.jp / 石橋 文健]