【ソフトウェア】【Windows】

米Microsoft社Web/ftpサイトで無償公開中
マイクロソフト製のJava環境

広野 忠敏の
Microsoft Visual J++β版テストレポート

J++ Screen Shot

 コードネームJakartaで知られている米MicrosoftのJava開発環境「Visual J++」のβ版の配布が開始された。
 Visual J++の特徴はMicrosoftの統合開発環境Microsoft Developer Studioのユーザインターフェースを採用している点だ。Microsoft Developer StudioはVisual C++にも採用されているインターフェースで、クラスの階層構造の参照、ソースプログラムの編集、ヘルプファイルへのアクセス、デバッガの起動などがMDIで行えるもの。つまり、Visual C++を使った経験があるならば、そのままVisual J++を違和感無く使うことができる。

 また、Microsoftの統合開発環境でおなじみの開発を効率良く行うためのさまざまなWizardが搭載されているのもVisual J++の特徴の一つだ。

 Visual J++はftp://ftp.microsoft.com/msdownload/sbn/vj/からダウンロード可能。ただし、ファイルサイズは12MBあるので心してダウンロードして欲しい。また、Visual J++の実行に必要な環境はPentium90MHz以上でかつメモリを24MB以上搭載したWindows95またはWindows NT4.0だ。NT3.51では動作しないので注意して欲しい。

('96/7/22)

[Reported by 広野 忠敏]


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