【イベント】

池袋サンシャインシティで
5日から7日まで

'96 TELECOM JAPAN［情報通信総合展］開催

　会場は「NETWORK」、「WAVE」、「DIGITAL MEDIA」の３つのゾーンに分かれている。
　「NETWORK」ゾーンはNTT、DDI、日本高速通信や日本テレコム、KDDが出展、各社の通信サービスをプレゼンテーションしている。NTTはOCNの展示もあったものの、64・64・128ですっかり一般に浸透したISDN中心の展示となっていた（写真）。
　「WAVE」はアステル東京、DDI、NTTパーソナル、東京テレメッセージ、東京デジタルホンなどの移動通信体事業社の展示スペース。衛星通信関連の展示もある。
　「DIGITAL MEDIA」ゾーンはマルチメディアの最新動向を展示するスペース。リアルタイムMPEG2対応製品や、デジタル放送、衛星通信サービスなどの展示がある。「DEJITAL MEDIA」ゾーンの中には、「マルチメディア・プラザ」というスペースが設けられており、B-ISDN（広域帯ISDN）の利用例や、デジタルVODの実験などの展示がある。
　ほかに、特別テーマゾーンとして「光通信コーナー」が設けられている。ここでは海外の光通信の動向や、実用化実験に関する展示などがある。また、光ファイバーと銅線の伝送能力比較デモが行われていたが、156MbpsのATMと10BASE-Tをいまさら比較しても、という気がしないでもない。また、光通信に関しては、ネットワーク展示も行われている。
　業界向けの展示会なので、個人ユーザーに直接関わりのある展示は少ないが、会場はさほど広くなく、２～３時間もあれば十分見て回れるので、時間と興味があれば、足を運んでみるのもいいだろう。

【'96 TELECOM JAPAN開催概要】

('96/6/5)


[Reported by hiroe@impress.co.jp]

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