【ハードウェア】【Windows】

東芝、BREZZAのシリーズを一新
グラフィック機能を強化したミニタワーモデルを追加

標準価格：写真左、5133DAモデル　298,000円／写真右、5166MAモデル　398,000円


　すでに新聞などで報道されているが、株式会社 東芝は、BREZZAシリーズの新製品を発表した。新製品はデスクトップ型の5133DAモデルとミニタワーモデルの5166MAの２モデル。
　新しいBREZZAでは、２次キャッシュメモリに256KBのパイプラインバーストSRAMや16MBのEDOメモリを採用するなど、高速処理を実現している。おもな仕様は下に挙げるので参照してほしい。
　オールインワンパソコンとしてスタートしたBREZZAシリーズだけに、モデルチェンジ後も付属ソフトが充実しており、購入してすぐ使えるように配慮されている。付属しているアプリケーションは、バーチャファイターPC、actua soccer（5166モデルのみ）、Microsoft Word 95、Microsoft Excel 95など、ゲームから本格的なビジネスソフトまで合計21種類（5133DAモデルは20種類）で、ほとんどのソフトウェアがプリインストールされている。
　ほかに、インターネットへ簡単にアクセスできるよう、28.8KbpsのFAXモデムカードを内蔵、３つのプロバイダーから自分に合ったところを選択して契約できるように配慮されている。

【東芝BREZZAのおもな仕様】

• CPU：Pentium 166MHz（5166MA）、Pentium 133MHz（5133DA）
• メモリ：16MB EDO RAM（8MB SIMM×2）
• 最大メモリ：128MB
• ２次キャッシュ：256KB（パイプラインバーストSRAM）
• HDD：1.2GB
• 5133DA拡張スロット：PCI×2、ISAハーフサイズ×2（うち１つは使用済み）、ISA×1
• 5166MA拡張スロット：PCI×3（うち１つは使用済み）、PCI/ISA×1、ISA×2（うち１つは使用済み）
• グラフィックアクセラレータ：ViRGE（5166MA）、Trio64V+（5133DA）
• ディスプレイ：17型（5166MA）、15型（5133DA）
• FAXモデム：標準で内蔵、28.8Kbps
• CD-ROM：6倍速 ATAPI

東芝の本製品のリリースを見る

('96/5/29)

[Reported by PC Watch編集部]